ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの軌跡#1 元祖ガーディアンズ①

こんばんは、ぱんだです。

 

映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の熱気が迸っていた頃に注文した元祖ガーディアンズのTPBが今月中には揃いそうなのですが、「あれ…なんか多くない…?」と冷や汗をかきながら数えてみたところ、合計119話。これはどんどん消費しないといつまで経っても読み終わらない!

というわけで、「一日2話読んでエピソード毎に記事を書く」ことに決めました。勝手にやれって感じですが。

そこそこの道程になりそうなので応援してくださると喜びます。誰も応援してくれないとやめます。

 

では、早速初登場話から!

 

 

Marvel Super-Heroes #18(1969)

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記念すべき元祖ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの初登場話。現在の設定とは多少違ったり雑な話だったりしますが、このワンショットが45年を経て全世界で公開される大作映画になると思うと込み上げるものがあります。

 

1988年、地球外植民地の第一歩として、史上初の宇宙飛行士ヴァンス・アストロは未開の宇宙へと旅立った。しかしその200年後、物理学者ハーコヴの革新的理論によって人類は高速を超える技術を手にする。千年の眠りから醒め、ケンタウリ第四惑星に到着したヴァンスを迎えたのは太陽系外まで手を伸ばした地球植民地連合U.L.Eの市民だった。

しかし平和も長くは続かない。太陽系に宇宙種族バドゥーンの魔の手が迫っていた…

 

時は3007年、任務から戻った木星植民地の宇宙飛行士チャーリー27が目にしたのはバドゥーン人に征服された故郷だった。連行された家族を救うためバドゥーンと戦うことを決意したチャーリーは、一度木星を離れるためワープ装置へと逃げる。

しかし行き着いた冥王星も既にバドゥーンの手に落ちていた。衛兵に追われるチャーリーは同じく反乱の機を伺うマルティネックスと出会う。バドゥーンの手を逃れるため、チャーリーとマーティは再びワープ装置に飛び込む。二人は始まりの星、地球へ。

案の定バドゥーンに征服されていた地球では、バドゥーン帝国東方区域を任された大ドラングの玉座に二人の捕虜が連行されていた。地球史上初の宇宙飛行士ヴァンスとケンタウリ第四惑星の生き残りヨンドゥ・ウドンタである。「私の仲間?冗談だろう!みんな1000年前に死んでしまったさ!」と言って寝返ろうとするヴァンスに、ドラングはヨンドゥを殺せと命じる。ヨンドゥの叫びも虚しく、弓を引くヴァンス。しかしヨンドゥが口笛を響かせると、矢は軌道を曲げてバドゥーン兵を薙ぎ倒して行くではないか!ヨンドゥの矢は「ヤカ」という特殊な金属でできており、口笛に反応して自在に動かせるのだ!

建物を出たヴァンスとヨンドゥは謎の二人組と戦闘になる。地球にワープしてきたチャーリーとマーティである。共通の敵がバドゥーンであることを確認した四人は拳を下ろし、共に戦うことを誓い合う。

 

地球を救う道程はまだ長い。だがいつか、これから生まれる世界で伝説が語られるだろう!その者たちはこう呼ばれる...ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー

 

 

→NEXT: シングとキャップ、未来へ行く

 

ではまた次回、お待ちしております。