インフィニティ・ウォーズへの道〜ANGotGからインフィニティ・カウントダウンまで〜

2018年のコミックシーンを賑わせたマーベルの大型イベント「インフィニティ・ウォーズ」。しかし、コズミック系を中心として有名・無名を問わず無数のヒーロー、ヴィランそして神々が入り乱れ、複数の誌面から流れを汲んだこのイベントは、その魅力に反して読み始めのハードルが少々辛いものでした。

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Infinity Wars: Prime

というわけで、たぶんこのイベントに合流する話は全部読んだと自負するぼくが、中心となるキャラクターごとに『インフィニティ・ウォーズ#1』まで道のりをご案内します!

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー

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All-New Guardians of the Galaxy #1

チーム最後の任務として、とある惑星での強盗を請け負ったガーディアンズ。しかしその依頼は、エルダーズ・オブ・ユニバースの1人グランドマスターによる小手調べだった。彼らの実力を認めたグランドマスターは、彼らに6つのインフィニティ・ストーンの捜索を依頼する。(「シークレット・ウォーズ」による)世界の再編、複数のエルダーズの失踪、違和感を感じたグランドマスターは、その謎を突き止める鍵が消失したストーンにあると踏んでいたのだ。かくして、インフィニティ・ストーンを巡る物語が幕を開けた。(All-New Guardians of the Galaxy #1-2,4,6,8,10,12

ガーディアンズ内にも問題を抱える者がいた。ガモーラは、かつてソウル・ストーン(※当時の名称はソウル・ジェム)内部にいた頃から、魂の一部がそこに囚われたままだったのだ。自分の一部を取り戻すため、チームとは別の目的でストーン捜索に望んでいた。(All-New Guardians of the Galaxy #3

そんな折、ガーディアンズは銀河の警察組織ノヴァ軍から依頼を受ける。再建直後の軍内部で横行する不正を暴くため、銀河のヒーローでありながらならず者の彼らが雇われたのだ。各々の方法で調査を進める5人だったが、軍本部から独立したはぐれノヴァ軍の基地を訪れたスター・ロードが、図らずも1つ目の石パワー・ストーンを見つけたのだった。だが極秘だったはずのストーン発見の報は、瞬く間に宇宙中のヴィランの元へ駆け巡る。こうして、次第に物語はストーン争奪戦へと様相を変えていく。(Guardians of the Galaxy #146-150) 

パワー・ストーンを狙い、ガーディアンズの元には次々に敵が現れる。ロビー・ライダー率いるシーアー帝国の暗殺部隊フラタニティ・オブ・ラプターズ、ウォーブリンガー率いるチタウリ軍団、そしてエルダーズの1人ガーデナーの改造グルート軍団。ノヴァ軍の救援を受けながらも戦いは混迷を極めたが、スター・ロードがパワー・ストーンの力を解放したことで決着がつき、一同は戦場を後にした。(Infinity Countdown #1-3

ソウル・ストーンを手に入れた旧友アダムと再開したガーディアンズだったが、ソウル・ストーンの力を危険視したアダムはそれを渡すことを拒否。偶然その力に触れ、ストーンの力を目にしてしまったドラックスはアダム、カーンとの同行を決意する。信じる仲間に裏切られたガモーラまでもがチームを離れ、ガーディアンズは解散の危機を迎えるのだった。(Infinity Countdown #5

タロナー(フラタニティ・オブ・ラプターズ

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All-New Guardians of the Galaxy #11

数年前、壊滅したノヴァ軍本部で悲嘆に暮れるロビー・ライダーを救い出したラプターズは、彼を洗脳してラプターズの戦士として鍛え上げた。そして現在、新たな名前“タロナー”を与えられ、指導者の1人へと成長したロビーは、彼らの宇宙船を盗んだガーディアンズを追っていた。ロビーは船内に隠されたネガ・バンドを取り戻したものの、スター・ロードの一計により宇宙の彼方へ飛ばされてしまった。(Free Comic Book Day 2017, All-New Guardians of the Galaxy #6,8,11

ラプターズに戻ったロビーは、今や憎むべきノヴァ軍を内部から壊滅させようと目論むが、スパイがガーディアンズに見つかり、ノヴァ軍との全面対決に陥る。一度は復活したリチャード・ライダーとガーディアンズの助力に敵わず敗走したロビーだったが、パワー・ストーンを巡って再び交戦。その最中、お互いに死に別れたと思っていた兄リチャードと再会する。致命傷を負ったロビーを見捨てられないリチャードの思いも虚しく、ロビーは“家族”となったラプターズと歩むことを決意し、戦場を離れるのだった。(Guardians of the Galaxy #149-150, Infinity Countdown #1-3

シーアーに戻ったロビーはネガ・バンドの力でヌル・スペースへの扉を開き、元祖ラプターズを迎え入れる。彼らの導きで始祖の力を手に入れ“ダークスターホーク”へと進化したロビーは、人類滅亡を命じられ地球へ向かう。地球に到着する直前、故郷を守るダークホークとリチャードに力尽くで説得され、目を覚ましたロビーだったが、暴走したダークホークによって兄の目前で火の粉となってしまった。(Infinity Countdown: Darkhawk #1-4

ウォーブリンガー

チタウリの猛将ウォーブリンガー。ガーディアンズに敗れた彼とその一派は、サノスとその力に屈した同胞を皆殺しにするべく祖国へと向かう。しかしノヴァ兵士からの救難信号を受けた地球のノヴァ(サム・アレキサンダー)とチャンピオンズが無実の市民を守るためにウォーブリンガーを止めることを決意。サノスと戦うこともできないまま倒された。(Infinity Countdown #2-3, Infinity Countdown: Champions #1-2

アダム・ウォーロック

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Infinity Countdown: Adam Warlock

ガモーラの一部と同じく、ソウル・ストーンに囚われていたアダム・ウォーロック。一足先に蘇ったアダムが目を覚ましたのは、戦いが終わり、数多のヒーローが屍となった未来だった。そこで待っていたカーンによれば、世界を救うため2人は既に百数十回のタイムトラベルを行ったにも関わらず全て失敗したという。カーンは誰にも知られずアダムをソウル・ストーンへ導くため、彼を古代エジプトへ送る。事情を把握したエジプトのカーンは、2018年におけるソウル・ストーンの在り処と、待ち受けるアダムの分身にして宿敵メイガスとの対峙を伝え、アダムを長い眠りにつかせた。(Guardians of the Galaxy #150, Infinity Countdown: Adam Warlock

現代で目を覚まし、メイガスの元へ向かうアダム。しかしメイガスは既に破れ、ソウル・ストーンはウルトロンの手に渡っていた。洗脳されたシルバーサーファーを取り戻すも、ウルトロン軍団の前に劣勢のアダム。彼を助けるため、サーファーは今一度ギャラクタスの先触れとなることを決意する。宇宙最強の2人を味方につけ、アダムはウルトロンからソウル・ストーンを奪い取ったのだった。
ドラックスを加え、アダムはカーンに約束していたタイム・ストーンの捜索に出る。(Infinity Countdown: Prime, Infinity Countdown #2-5

キャプテン・マーベル

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Captain Marvel #128

友人を助けようと迷い込んだ異世界でリアリティ・ストーンを手に入れたキャプテン・マーベル。(Captain Marvel #125-129

※6つの石は各ユニバースに存在するが、リアリティ・ストーンのみ「あるユニバースに存在するストーンは本来別のユニバースのもので、他のユニバースでは力を発揮しない」という特殊な設定がある。正史世界(アース616)で揃えるべきリアリティ・ストーンはアース・ゼータ(キャロルが迷い込んだ世界)にあり、正史世界にあったリアリティ・ストーンはアースTRN707(本イベントで登場したムーンドラゴンらの出身世界)に所属するものだった。

近年の出来事に自分を見失いかけていた彼女だったが、ストーンの力で訪れた様々な世界の“キャプテン・マーベル”を通して過去の自分が選んだ道を受け入れ、もう一度ヒーローとして歩むことを決意するのだった。(Infinity Countdown: Captain Marvel

ブラックウィドウ

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Infinity Countdown: Black Widow

再編された世界で最初に姿を見せたインフィニティ・ストーンが[「マーベル・レガシー」にて]復活したウルヴァリンの持つスペース・ストーンだった。ウルヴァリンはストーンを狙うロキやウルトロンを返り討ちにしたが、しばらくしてブラック・ウィドウにストーンを託した。(Marvel Legacy #1, Infinity Countdown: Prime, Infinity Countdown #1

ウィドウは表向きには死亡したまま、ストーンの力を利用しながら秘密裏に活動を続けていた。その途中助けられた老人[※ウィドウは気付いていないが、魔術師マーリンその人だった]にストーンを預けようとするも、「それは自分の物語ではない」と断られてしまう。(Infinity Countdown: Black Widow

タルク・ブレット

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Infinity Countdown: Daredevil

NYの小悪党、タルク・ブレットは、ある日の上でカンフー集団とスクラル人の争いに巻き込まれる。その最中目にした光る石を拾うと、かれの頭に周囲の人間の思考が流れ込んできた。マインド・ストーンの力に気付いたタルクはそれを利用して荒稼ぎを始め、不審に思ったデアデビルすら追い返すことに成功する。勢いづいたタルクはキングピンを越える犯罪王を目指し、ブルズアイと組んでヴィランを集め始めるのだった。(Infinity Countdown: Prime, Infinity Countdown: Daredevil

ドクター・ストレンジ

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Doctor Strange #3

タイム・ストーンは惑星サカールの地中に眠っていたが、スーパースクラルによって掘り起こされていた。(Infinity Countdown: Prime

宇宙を旅するドクター・ストレンジは、異世界の魔術を学ぶためスクラル人魔術師の元を訪れたのだが、期せずして戦闘に陥ったスーパースクラルを下してストーンを手に入れた。ストーンの危険性を知るストレンジはその時が来るまでストーンを封じておくことを決意して旅を続ける。(Doctor Strange #3

時が経ち、6つの石が次々に発見されたことに危機感を感じたストレンジは、それぞれの保持者に警告するが、聞き入れる者はいなかった。しかし分散したままでは、いずれ現れる強大な悪の手からストーンを守ることはできない。ストレンジは再び保持者たちに呼びかけ、かつてストーンを守護した6人の守護者“インフィニティ・ウォッチ”の再結成を宣言するのだった。(Infinity Countdown #5

ロキ

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Infinity Countdown: Prime

早期からガーディアンズがインフィニティ・ストーンを探していることに勘づき、彼らに見つけさせてから出し抜こうと画策していたロキ。エルダーズの1人ガーデナーを洗脳してまで彼らを追い詰めたが、成果は得られなかった。(All-New Guardians of the Galaxy #10,12

ロキはスペース・ストーンを狙いウルヴァリンにも近付いたが、そちらもあえなく失敗した上片目を失うこととなる。(Infinity Countdown: Prime

サノス

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Infinity Countdown #5

チタウリを征服し、その玉座に就いたサノス。(Thanos #13

そこに鎮座したまま、サノスは不敵な笑みを浮かべて戦いの行く末を眺めていた。まるで6つの石が自分の元へ来ることが運命であるかのように――。(Infinity Countdown #5

レクイエム

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Infinity Wars #1

 ニダベリアのドワーフに造らせた鎧と剣を備える、風貌以外未知数の人物。敵か、味方か。その目的は。そしてその正体とは――。(Infinity Countdown #1-5

 

以上、これでも駆け足でしたが、インフィニティ・ウォーズの入口までご案内しました。

ここまで読んでくださった方はもう『インフィニティ・ウォーズ: プライム』を手に取ることができるはず!まとまるわけなさそうな新生インフィニティ・ウォッチ。目的も動向も読めないヴィランたち。そして刊行前から話題を呼んだ新キャラクター“インフィニティ・ワープス”(マーベル・ユニバースのキャラクター同士が融合!)。本誌も熱い展開がじゃんじゃん待っていますので、是非ご覧ください!!!

では、またいつかの更新まで!ごきげんよう

 

Infinity Wars (Infinity Wars (2018)) (English Edition)

Infinity Wars (Infinity Wars (2018)) (English Edition)

 
Infinity Countdown (Infinity Countdown (2018))

Infinity Countdown (Infinity Countdown (2018))

 
Infinity Countdown: Darkhawk (Infinity Countdown: Darkhawk (2018)) (English Edition)

Infinity Countdown: Darkhawk (Infinity Countdown: Darkhawk (2018)) (English Edition)

 
Infinity Countdown: Companion (Infinity Countdown (2018) Book 1) (English Edition)

Infinity Countdown: Companion (Infinity Countdown (2018) Book 1) (English Edition)

 

Marvelの新ヒーロー キッド・カイジュウ

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絶賛放送中のアニメ「マーベル フューチャー・アベンジャーズ」シーズン2にて登場したキッド・カイジュウことケイ・カワデくん。原作のマーベル・コミックスでも2016年に初登場したばかりのかなり新しいキャラクターですので、いきなりの大抜擢に「誰だこの子は!?」となった方も多いかと。というわけでご紹介します!

 

初登場

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初登場は2016年、『トータリー・オーサム・ハルク #3』の1コマ。フィン・ファン・フームとハルクの戦いの中、意味深にお絵描きをする少年。このときはまだ名前も能力も明かされていない謎のキャラクターでした。

 

イベントで大活躍

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正式に登場したのは2017年春のクロスオーバーイベント「モンスターズ・アンリーシュド!」。世界中に突如出現した怪獣たちにアベンジャーズX-MEN、インヒューマンズ、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーらが総出で立ち向かう作品で、新人ながら主役級の大役を任されました。

Ms.マーベルらと同じく、世界中に拡散したテリジェン・ミストによって内なるインヒューマン能力が目覚めたケイ。本人も両親もそのことには気付いていなかったが、何度引っ越してもカワデ一家の行くところで怪獣騒ぎが起こります。

一方怪獣騒ぎの原因を探るモンスター・ハンターのエルサ・ブラッドストーンは、ケイが重要な鍵を握っていることを発見、ケイを誘拐してアベンジャーズらに合流します。

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能力が発覚したケイは、戸惑いながらもその力でヒーローたちをサポート。更に終盤には「新しいモンスターを創り出す」力を開花させ、のちに相棒となるオリジナルモンスターを召喚。

さらに彼らの合体させた最強モンスター"スマッシャー"を生み出し、見事ヒーロー連合を勝利へ導きました。

 

個人誌もゲット

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その後すぐにイベントと同名の個人誌を獲得。

エルサの指導の元、相棒のモンスターや先輩に助けられながらヒーローとして成長していく姿が描かれました。

少年×怪獣という夢と浪漫をくすぐる要素を遺憾無く発揮しましたが、12話を以てシリーズは終了。現在、直近コミックへの登場予定はないようなので追い付くなら今のうちかも…?

ちなみにコミックはハードルが高いという方、こちらのキャラ紹介プチコミックは無料で読めます。その他キャラのもあるので是非。

https://www.amazon.co.jp/Monsters-Unleashed-Marvel-Legacy-2017-2018-ebook/dp/B075JRWJ1J/ref=nodl_

 

以上、新人ヒーロー キッド・カイジュウくんの紹介でした!まだまだ新キャラクター登場予定の様子なフューチャー・アベンジャーズも楽しみですが、良かったらコミックも読んでみてくださいね〜

Moon Girl and Devil Dinosaur #34

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Writer: Brandon Monclare

Artist: Natacha Bostos

 

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[前号までのあらすじ]

インヒューマンの天才少女"ムーンガール"ことルネラ・ラファイエットの能力は相棒の恐竜デビルとの精神結合。しかし突発的に精神が入れ替わってしまうことに嫌気が差したルネラは、結合を解く装置を開発。ところがデビルに想定外の副作用が起こってしまった…

 

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差し当たり「カナダから来た親戚のデヴィンくん」として連れ歩くルネラだったものの、人間の体に慣れないデヴィンと面白がるクラスメイトのせいで右往左往

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更に養女プリンセスのため学校改革という名の廃校に乗り出したNY市長フィスクの指示で、ヴィランの魔の手がルネラとデヴィンに忍び寄る…

果たしてルネラは学校を救い、相棒を元に戻すことができるのか?

終わっちゃった...All-New Guardians of the Galaxy #1-12〜#146-150のおさらい

遂に最終号を迎えた"All-New Guardians of the Galaxy"と、続く"Guardians of the Galaxy"。決着のついた話もそうでない話も色々ありましたが、ざっくりとまとめてみました。賑やかだったシリーズのまとめということで、FCBD2017から本誌#1-12, #146-150の内容をネタバレ気にせず書いています。未読の方はご注意ください。

一応関連エピソードを併記してみたのですが、これも読むといいよ!みたいのがあったら教えてください。

 

All-New Guardians of the Galaxy
& Guardians of the Galaxy(2017)

ガーディアンズの5人:スターロード、ガモーラ、ドラックス、ロケット、グルートはチーム最後にして最大の強盗作戦に出る。グランドマスターから大金をもらって解散するつもりだったのだが...?

 

グランドマスターとコレクター

グランドマスターの真意は、ガーディアンズの利用価値を確かめることだった。グランドマスターは静かに進行する世界の変容をいち早く察知し、真相を突き止めるため、失踪したエルダーズ・オブ・ユニバースと再び現れたインフィニティ・ストーンを探していたのだ。利害が一致したガーディアンズは彼らに協力することを決意、情報を集めるためノヴァ軍に身を置くことを決める。
#1, 2, 4, 6, 8, 10

 

②ガモーラとソウル・ストーン

かつて敵対していたドラックスに殺された際、アダム・ウォーロックによってソウル・ストーンに取り込まれたガモーラは、未だに魂の一部がストーンに囚われていた。失われた自分を取り戻すため、彼女は復活したソウル・ストーンを探す。
一方、一足先に自力で脱出したアダムは例の如く繭から復活。独りソウル・ストーンを探す。
#3, 6, Warlock(1972) #15, Avengers Annual #7

 

③ドラックスの平和主義

ある星で奴隷を救おうと商人を殺した際、誤って奴隷全員も死を引き起こしてしまった。それ以来、不殺の誓いを立てて破壊衝動を抑えていたが、ガーディアンズと共にいる以上戦いは免れないと悟ってチーム離脱を決意。産休に入るイヴ・バキアンに代わって、ノヴァ基地に隠されたパワー・ストーンを守ることに。
#7, #150

 

④グルートの暴走

ロキに唆されて正気を失ったガーデナーに襲撃され、木片から復活したグルート。しかしいつものように成長することができない上、眠りがちになり、時折凶暴化するようになってしまった。ガーデナーが種の再生と称してグルートの細胞を培養、栽培し、宇宙各地を襲撃していたのだ。
ガーデナーのフローラ・コロッサスを倒したことで、少し大きくなった。
#1, 2, 4, 6, 8-10, 148, 149

 

⑤ロケットとモジョ

ロケットの目に埋め込まれたカメラの映像は、モジョによってネット配信されていた。かつてモジョバースのセットに閉じ込められたこともあったが...?
#9, Annihilators: Earthfall #1-4

 

アントマンとウルトロン

地球と距離を取ることを決めたアントマンは、ガーディアンズの船にこっそりと侵入。力づくでメンバー入りを果たした。しかし宇宙まで来たにもかかわらず、ガーディアンズと共に入ったノヴァ軍最初の任務でウルトロン軍団に遭遇、生命体に寄生する新型ウルトロンで宇宙の支配を計画中のウルトロン・プライムに勧誘されてしまう。
本当に誰にも見付からない場所で人生をやり直したいなら、とノーウェア行きの船を勧められるが、ガーディアンズに残ってウルトロンと向き合うことを決めた。
#12, #146

 

フラタニティ・オブ・ラプターズとタロナー

リチャード・ライダーの弟でノヴァ兵のロビー・ライダーは、壊滅したノヴァ軍本部を捜索いたところでラプターズに捕まって拷問を受ける。数年に渡る洗脳の結果、ラプターズの一員「タロナー」として新たな生を受け入れ、ラプターズ指揮官の一人として働いていた。
シャイア帝国将軍キ・ダール指揮の下、ラプターズは復活したノヴァ軍がかつての力を取り戻し、帝国とラプターズの脅威になることを危惧、未熟なうちに内部から崩壊させるためスパイを送り込む。サノスのキルン移送を任されたスパイから連絡を受け、ラプターズに敵対しないことを条件に脱走を助けた。
ネガ・バンドを手に入れたタロナーだったが、ガーディアンズ&ノヴァ軍の策に落ち敗走。しかしパワー・ストーンの情報は握られてしまった。
FCBD2017, #6, 8, 11, 146-150

 

⑦ノヴァ軍再建と腐敗

賛同する星々の人員・資金提供により再建を進めるノヴァ軍。しかし兵士のモラルは低く、敵対組織にも潜入を許していた。事態の収拾を図るアドジット司令官はガーディアンズに協力を要請。臨時メンバーとして任務に同行する一方で、アウトロー的視点からスパイを炙り出そうとする。
ロケットの作戦で見事にラプターズのスパイを罠にかけたノヴァ軍は、ラプターズとの全面対決に突入。ガーディアンズの助けもあって勝利は収めたが、タロナーには逃げられてしまった。
FCBD2017, #5, #146-150, Guardians of the Galaxy(2015) #19

 

⑧はぐれノヴァ軍とパワー・ストーン
イヴ・バキアン率いるノヴァ軍の一師団は、ある任務中に偶然ビルほどの大きさのパワー・ストーンを発見。しかし一人の兵士が内通するラプターズに通信しようとしたことから軍本部すらも信じられず、内密にストーンを保護してきた。
しかし妊娠中のイヴは限界を感じ、スターロードとリチャードが調査に来た際、二人を見込んでストーンの存在を明かした。
チーム離脱を決意したドラックスに、守護者として白羽の矢が立った。
#147, 148, 150

 

⑨その他

  • コンテンプレイターの頭、行方不明?
  • 言及のみのエルダーズ、残り八柱の登場は?
  • ネガバンドの持ち主(死体)の正体は?そしてこのネガバンドは初代なのか二代目なのか、はたまた新作なのか。
  • ネガバンドの力でヌル・スペースへの扉を開こうと試みるタロナー。
    初代ラプター・アーマーを製造した船があるという空間に何を企む?
  • ノヴァ軍は如何にして復活したのか?ワールド・マインドの存在は?

 

来月から始まる"Infinity Countdown"、さらに続くであろう本イベントへ向けて、"Captain Marvel"や"Thanos"など他数誌でも加速していくインフィニティ・ストーン争奪戦。関連誌は割と読んでいるので、もうちょっと話がまとまったらそっちも書こうかな...?

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの軌跡#4 元祖ガーディアンズ④

おはようございます、ぱんだです。

ようやく時間が取れましたので更新していなかった分一気に行きます!

 

 

The Defenders #27-29(1975)

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シルベスター・スタローンが演じて話題になったスターホークの初登場話(#27)を含むディフェンダーズ誌ゲスト出演話のクライマックス。アリータが一瞬映り、"One Who Knows"というキャッチコピー?も聞けます。

 

未来の地球近くに到着したディフェンダーズ/ガーディアンズ一行。早速地球に向かいヴァル、ヴァンス、ハルク、ヨンドゥを転送するが、ドラングに代わって地球を支配するドルームの妨害で四人は別の場所に飛ばされてしまう。残ったメンバーは四人の居場所を探すため、船のコンピュータをストレンジの脳に繋ぎ、アストラル体となって宇宙中を捜索することに。しかしそこへバドゥーンの精鋭部隊が侵入、ナイトホークを人質に取られて一同は捕まり無防備なストレンジの肉体は敵の手に落ちてしまう。

スワンプワールドという惑星に着いたヴァルとヴァンスは、原住民に襲撃される。深手を負ったヴァルを抱えて途方に暮れるヴァンスの前に現れたのは、光り輝く謎の男スターホークだった。スターホークは光の力で傷を癒すと、二人を惑星の都市部へと連れていく。ヴァネシアと呼ばれるその都市はシスターフッド・オブ・バドゥーンの拠点だった。女王トラリアに謁見した二人はバドゥーン人の歴史を知る。バドゥーン人は女性を極度に差別しており、奴隷として働かせた挙句、宇宙船技術を獲得してブラザーフッドだけで移住、繁殖のためだけに惑星に戻り子供を作ってまた離れるのだった。しかし二人の憤りとは裏腹にシスターフッドは平穏な現状に満足しているらしい。そしてアストラル体のストレンジが到着、女王を残し二人は地球へ戻る。

ハルクとヨンドゥが着いたのは生死を賭けたゲームの中継を星中が楽しむ惑星。衛兵に捕まった二人は強制的にその参加者となる。ロボットたちとの戦闘を切り抜け生き残った二人の元にもストレンジが到着、地球へと転送される。

 

一足先に地球に戻ったヴァルとヴァンスは捕まっていたナイトホーク、マーティ、チャーリーを救出。五人はバドゥーン人の中枢へと突入する。そこへハルクとヨンドゥ、目を覚ましたストレンジも到着。戦闘をメンバーに任せてストレンジは各地の奴隷たちを解放し、反乱を拡大させる。そこに一度家に帰り決意を固めたスターホークが合流。彼に特別な意志を感じたストレンジは、もうこの戦いに自分たちは必要ないと感じ、ディフェンダーズを連れて過去へと戻る。

「諸君ら五人に、オシュターの加護があらんことを!」

 

 

→NEXT: 長きに渡るバドゥーン人との戦争、遂に集結!

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの軌跡#3 元祖ガーディアンズ③

おはようございます、ぱんだです。

思うように進まない長期企画第三弾。毎日読むとは言ったけど毎日更新するとは行ってないですからね!(屁理屈)

 

※発行年が間違っていたため訂正しました(7/18)

 

Giant-Size Defenders #5(1975)

 

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三度目の登場はThe Defenders誌の増刊号?Giant-Size Defenders誌にて。この後ストーリーは本誌に続き、合わせて5号展開されます。

 

時間転移を検知して出動したドクター・ストレンジ、ハルク、ヴァルキリーらディフェンダーズは、海上でウナギ怪人と戦闘になる。一方市街を巡回していたナイトホークは墜落する宇宙船を追い、奇妙な男たちと出会う。ガーディアンズは打倒バドゥーンの糸口を求め、バドゥーン人の記録装置を探して現代にやってきたのだった。

船の修復をマーティに任せ、市街に出たガーディアンズとナイトホークはウナギ怪人に苦戦するディフェンダーズと出会う。逃げた怪人をハルクらに任せてストレンジが海に戻って原因を探る一方、ガーディアンズは記録装置を見つける。しかし装置は作動しなかった。

怪人の元に再び一同が集まると、ストレンジは辿り着いた原因を説明する。時間転移の衝動で作動した装置の放射線がそれを住処にしていたウナギを変異させたのだと言う。ヴィシャンティの魔法で怪人をウナギに戻して一件落着、サンクタムでガーディアンズの成り行きが語られる。

その頃、船に残ったマーティの元に宇宙に憧れる一人の少年がやって来る。「僕はいつか宇宙飛行士になるんだ。名前まで宇宙飛行士みたいなんだよ?“アストロヴィク”って言うんだ。大きくなったら“ヴィク”は取ってシンプルにしようと思ってるけど…“ヴァンス・アストロ”ってね!」

 

 

The Defenders #26(1975)

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今まで断片的でふわふわしていたアース691の設定が改めて整理される。しかしまとめようがなさすぎてほとんどそのまま書いたのでとても長いです。

※SFの題材に病気や怪我が絡むお話です。フィクションとはいえ無配慮な部分があると思うので抵抗のある方はご注意ください。

 

一同と対面したし宇宙の話をせがむ若ヴァンスに、ヴァンスは自分の世界(アース691)で起きたことを語り始める。

 

汚染物質を使い続けた結果オゾン層が破壊され、1982年皮膚ガンが異常発生。外出時には保護スーツが必須になる。増え続けるガンへ講じられた対策は転移部分の機械化だった。1990年代になると悪化する食糧事情からバイオニクス戦争が勃発、各国から機械化された患者たちが駆り出された。しかし核施設の爆発事故をきっかけに和平、史上初の世界連合が樹立される。全世界が団結し、科学を人々のために活用し、街には少しずつ笑顔が戻り始めた。

しかし2001年突如飛来したエイリアンが瞬く間に地球を征服、文明は崩壊した。征服期間の詳細な叙述は残っていないが、遅くとも2075年までにエイリアンは地球を離ると、その後500年に渡りテクノ・バロンと呼ばれる者たちが科学で人を支配する野蛮な時代が訪れた。

2525年争いを望まない奴隷の反乱によって支配者クワールが殺されると、再び人々は一つになり世界連邦を結成。花開いた文明は宇宙にまで届いた。テクノ・バロンの元で発達した遺伝子技術によって“亜種”を生むことに成功した人類は、太陽に最も近い水星からほとんど光の届かない冥王星まで植民した。2900年代には宇宙艦隊の建造に着手、さらに2960年太陽系に最も近い恒星系ケンタウリ星系に辿り着き、史上初めて宇宙人と友好な関係を築く。西暦3000年は全ての植民星とケンタウリ星系とが世界連邦において平等な立場で協定を結ぶ記念すべき年となった。

そして3006年、1988年に地球を発ったヴァンスがケンタウリ第四惑星に到着、温かく迎えられた。しかし3007年にバドゥーンの侵略が開始、人類は三度奴隷となった。そんな中立ち上がった四人の男、ヴァンス、マーティ、チャーリー、ヨンドゥは8年かけて少しずつ勝利を収めていく。宇宙艦隊最後の一隻を奪い、地下組織を束ね、過去からやって来たヒーローと協力して主要都市の一つを取り戻したのだった。

 

衝撃的な話に落ち込む若ヴァンスを家に返し、修復を終えた船で一同は未来へ向かう。ストレンジは言う。「我らはディフェンダーズ、地球の守護者。その名が正しいのなら、共に行かずしてどうしようか!」

 

 

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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの軌跡#2 元祖ガーディアンズ②

おはようございます、ぱんだです。

ガーディアンズの歴史を振り返る途方もない企画第二弾!早速遅れておりますがまあ気にしないでください。継続することが大事です。

 

 

Marvel Two-In-One #4-5(1974)

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初登場から5年を経て回ってきた舞台は、ファンタスティック・フォーの岩男シングが毎号様々なキャラクターと共演するMarvel Two-In-One誌でした。一応タイトルとしては#4が「シング&キャプテン・アメリカ」、#5「シング&ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」ですが2号跨いでのストーリーです。

 

とある事件がきっかけで、デート中だったキャプテン・アメリカとS.H.I.E.L.D.エージェント シャロン・カーターはバクスター・ビルに招かれる。しかし歓談も束の間、ファンタスティック・フォーのリーダー リード・リチャーズが開発中だったタイムマシンをシングが起動させてしまう。3014年の地球から転送された女性タリンは、一同に未来の惨状を語る。

3007年に征服されて以降地球人はほとんど殺され、残った人々は奴隷にされている。しかしガーディアンズ・オブ・ギャラクシーと呼ばれる者たちが地下組織を束ねており、彼らは「自由の象徴」としてキャプテン・アメリカの名をその船に刻んでいるというではないか。

話を聞いたキャプテンはタリンと共に未来へ行き、地球を救うことを決意する。マシンを操作するリードを残し、シング、キャップ、シャロンは3017年に飛ぶ。

しかし到着早々、ゾムと呼ばれる洗脳された地球人と改造されたモンスターによって三人は捕まってしまう。一人逃れたタリンは、ガーディアンズを呼ぶためレジスタンス基地へ向かう。

 

「自由の象徴」キャプテンを最大の脅威として排除しようとするバドゥーンだったが、隙をついてシングがモンスターを倒し、三人は部屋を出ることに成功。そこへ連絡を受けたガーディアンズが到着する。憧れのヒーローを前にヴァンスが感激する暇もなく、ガーディアンズ率いるレジスタンスはキャプテンらを迎えてバドゥーン軍との全面衝突に入る。

犠牲を出しながらも勝利を収め、指導者ドラングを捕えたレジスタンス。しかし解放できたのは一都市でしかない。惑星が、太陽系が征服されているのだ。過去に戻るキャプテンたちに別れと感謝を告げ、ガーディアンズの戦いは続く…!

 

 

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では、また次回です。